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サテンワ茶園の紹介
マラウイでは古株の紅茶エステート(年間製造2000t以上)です。
創業者は20世紀初頭スコットランドから入植した方で、現在、3代目が独自のお茶を開発するために奮闘中。
かなり早い時期にマラウイにやってきたエステートなので、土地の条件が良く、農園のほとんどが高地(標高600m以上)で肥沃な土壌です。
茶園の土壌や環境が大変優良なので、ボディーのしっかりした品質の良い紅茶が生産されています。
写真は最も高台(標高1300mぐらい)にある茶畑です。ここで育つお茶は茶葉自体に厚みがあり、お茶の品質が良いので、味わい深いお茶ができます。
また、この農園のゲストハウスはマラウイでは有名な宿泊施設で、農園見学やバードウォッチング観光に訪れるイギリス人、スコットランド人などがたびたび利用しています。

風景も美しい
サテンワ農園はマラウイのTyolo地区では他の農園と比べて高地に位置します。サテンワ農園に初めて訪れたのは雨期まっただ中で日中はかなり暑くなる時期でしたが、朝はとても涼やかな風が吹き、静けさに包まれて澄んだ空気からはほのかに茶畑の香りが漂ってきて、とても心地よい農園でした。
サテンワの中心部(工場近く)には灌漑池があります。
また茶畑の中を走る道も絵になるような風景で、とても美しい茶園です。
マラウイの雨期はスコールのような雨が午前、または午後に1~2時間程度集中的に降ります。
雨が降った後の茶畑は空気が澄みわたり、ゆっくり散歩するのに最適です。
ゆっくり日が沈んでくると、雨期ならではの雲が空を走っている姿と山陰で暗くなっていく茶畑のコントラストが美しい風景を作り出します。

トラクターで生葉が搬入されてきます。 |
雨期は紅茶生産の最盛期。多いときには数十トンもの生葉(なまば)が一日に運ばれてきます。 |
摘んだばかりの茶葉は水分量が多いため、まず萎凋(いちょう)と呼ばれる工程で水分を減らし、ゆっくりと発酵を促します。 |
水分量が減ってくると次第に茶葉独特の青リンゴのような香りが漂ってきて、とても良い香りが工場を包みます。 | |||||||||||
萎凋の終わったお茶は紅茶の製造ラインへと運ばれていきます。茶葉を金属製のかごに入れ、レールに吊して運んでいる様子です。 |
レールで運んできた茶葉を均等にベルトコンベアーに流しているところです。 |
マラウイの紅茶はCTCと呼ばれる細かい形状の紅茶で、カッターでカットされた茶葉を発酵させる工程があります。茶葉のカッターでLTPカッターと呼ばれるものです。 |
カッターでカットされた茶葉が風で吹かれながら飛び出てきているところです。回転式カッターと送風のため、稼働中はものすごい音がします。 | |||||||||||
カットされたお茶はゆっくりとベルトコンベアーで運ばれながら発酵が進んでいきます。カットされたばかりのころは青々としていますが、乾燥機に運ばれる頃には茶色く発酵が完了します。 |
奥に見えるのが大きな乾燥機で、その中で熱風を出して茶葉を一気に乾燥させます。 |
CTC紅茶と呼ばれる細かい茶葉にもグレードが精密に分けられています。上の写真はグレードを分けるための機械で、この工程はグレーディングと呼ばれます。
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機械を左右に揺すりながらだんだんと茶葉が下に落ちていくようになっており、稼働中はガタガタガタという音が辺りに響いています。
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きれいにグレード分けされたお茶をお茶専用の紙袋に摘めているところです。この紙袋はスリランカ製のもので、紙袋の中にアルミ袋が入っている二重構造になっています。
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サンプル庫です。毎日生産されるお茶をそれぞれ丁寧に缶にいれて保管して品質を確認できるようにしています。 |
完成した紅茶は毎日品質をチェックします。
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テイスティングは決められた茶葉の量と抽出時間で均一にお茶を抽出します。また、最後に色合いをチェックするために大さじ一杯のミルクを混ぜてその色の鮮やかさや濃さを確認します。
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